日産 ケリー前代表取締役保釈へ 準抗告棄却

日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について東京地方裁判所は保釈に反対する検察の準抗告を退け、改めて保釈を認める決定をしました。ケリー前代表取締役はすでに保釈金7000万円を納めていて、25日中にも37日ぶりに保釈される見通しです。

ケリー前代表取締役は昨年度まで直近3年間の報酬も少なく記載していたとして再逮捕されましたが、東京地方裁判所は今月20日、勾留の延長を認めない異例の決定をし、25日、ケリー前代表取締役の保釈を認める決定をした。

検察はこれを不服として準抗告していましたが、裁判所は改めて保釈を認める決定をしました。保釈金は7000万円で関係者によりますと海外への渡航や事件の関係者との接触禁止、それに日産の株主総会や取締役会への出席については裁判所の事前の許可が必要という条件がついたという事です。

ケリー前代表取締役はすでに保釈金を納めていて、25日中にも、先月19日の最初の逮捕から37日ぶりに保釈される見通しです。

関係者によりますとケリー前代表取締役は「報酬は正式には決まっていなかった」などと供述し、一貫して不正を否定しているということで保釈後は、病院で持病の治療を受けることを検討している。

一方、裁判所が勾留の延長を認めない決定をした翌日に、特別背任の疑いで再逮捕されたゴーン前会長は1月1日までの勾留が認められていて保釈の見通しは立っていません。

保釈の条件の詳細

グレッグ・ケリー前代表取締役の保釈の条件の詳細が関係者への取材で明らかにった。

▽海外の渡航禁止や住居制限
▽裁判所に求められれば出頭すること
▽証拠隠滅をしないこと
▽パスポートは弁護士が管理すること
▽カルロス・ゴーン前会長や西川廣人社長など事件関係者との接触を禁止することなどの条件が付けられている。

また注目されていた日産の株主総会や取締役会の出席については、裁判所の事前の許可が必要という条件が付いた。

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