日産 ケリー前代表取締役 37日ぶりに拘置所から保釈

日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について東京地方裁判所は保釈を認める決定を出し、ケリー前代表取締役は25日夜、保釈金7000万円を納めて東京拘置所から37日ぶりに保釈された。

日産自動車の前代表取締役グレッグ・ケリー被告(62)は、会長だったカルロス・ゴーン容疑者(64)の平成26年度までの5年間の報酬を有価証券報告書に少なく記載していたとして、今月10日、金融商品取引法違反の罪で起訴された。

ケリー前代表取締役は昨年度まで直近3年間の報酬も少なく記載していたとして再逮捕されましたが、東京地方裁判所は今月20日、勾留の延長を認めない異例の決定をし、25日、ケリー前代表取締役の保釈を認める決定をした。

ケリー前代表取締役は保釈金7000万円を納め、25日夜10時45分ごろ、最初の逮捕から37日ぶりに東京拘置所から保釈された。

関係者によりますと海外への渡航や事件の関係者との接触禁止、それに日産の株主総会や取締役会への出席については裁判所の事前の許可が必要という条件がついた。

ケリー前代表取締役は保釈にあたって「私は言われるような虚偽記載は一切やっていません。私が無実であることは法廷の場で明らかにされていくでしょう」というコメントを発表した。

ケリー前代表取締役は保釈された後、午前0時前に茨城県つくば市の病院に到着し、この病院で持病の首の疾患の治療を受けるものとみられる。

ケリー前代表取締役は、直ちに会見などを開く予定はないということですが、今後みずからの主張をどのように発信するのか動向が注目されます。

一方、裁判所が勾留の延長を認めない決定をした翌日に、特別背任の疑いで再逮捕されたゴーン前会長は1月1日までの勾留が認められていて保釈の見通しは立っていない。

弁護士と車で拘置所をあとに

グレッグ・ケリー前代表取締役は25日夜10時45分ごろ、東京拘置所の建物から出てきた。

メガネをかけ、白っぽい上着と黒っぽいズボンを着たケリー前代表取締役は後ろに手を組みながらゆっくりと歩いていました。日産自動車のホームページの写真と比べると、かなり痩せた印象でした。そして、迎えに来た弁護士とともに車に乗り込み、拘置所を後にした。

到着した病院は

ケリー前代表取締役が到着した茨城県つくば市内の病院は、ホームページによりますと、病院長は整形外科医が務め、前代表取締役が不調を訴えている脊椎の疾患についても、内視鏡を使った脊椎手術など専門性の高い治療を提供しているとしている。

西川社長「司法手続きにのっとってやっているところ」

グレッグ・ケリー前代表取締役が保釈されたことについて、日産自動車の西川廣人社長は25日夜、記者団に対して「司法手続きにのっとってやっているところですから」と述べた。

ケリー前代表取締役が「言われるような虚偽記載は一切やっていない」と主張しているという問いかけに対して、西川社長は「それについて私がコメントすることはありません」と述べた。

ケリー前代表取締役の保釈の条件として、日産にいる事件関係者との接触を禁じられていることについては「あまり動揺しないほうがいいですから」と述べた。

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