静岡の飼いネコ 名古屋で保護 170キロどう移動した?

静岡市で飼われていて行方不明になったネコが、1か月後の今月中旬、およそ170キロ離れた名古屋市内で保護され、飼い主の元に無事戻っていたことが分かった。

名古屋市の動物愛護センターなどによりますと、今月9日、中区の大須観音の屋根裏にネコがいるのが見つかり、その後、センターが保護した。

職員が、飼い猫であることを示すマイクロチップが体に埋め込まれていないか調べたところ、15桁の番号が確認されて飼い主や連絡先が分かったため、すぐに連絡を取ったということです。飼い主は170キロ余り離れた静岡市葵区に住む英語講師のトニー・マーフィーさん(46)で、ネコはメスの2歳の「デビー」でした。

デビーは先月中旬から行方不明になっていました。保護されたとき、すぐにケージの奥に入るなど、怖がっている様子でしたが、健康状態はよく、翌日、マーフィーさんに無事引き渡されたということです。

センターによりますと、迷子になったネコが170キロも離れた場所で保護され、飼い主の元に戻るのは、ここ数年では初めてだということで、何らかの方法でトラックに乗るなどして移動して来たのではないかと見ている。

動物愛護センターの担当者の話

名古屋市動物愛護センターの鳴海大助係長は、今回のようなケースは大変珍しいとしたうえで、「保護したネコはおりの奥でずっと人間を怖がっている様子でしたが、飼い主が来ると、気付いておりから出るそぶりを見せました。飼いネコにはマイクロチップを埋め込み、飼い主が分かるようにすることや家の中で飼うことを勧めます」と話していた。

飼い主「家族のような存在」

飼い主で静岡市葵区の英語講師、トニー・マーフィーさんは、先月中旬、仕事から帰ってきたときに「デビー」がいないことに気づきました。

張り紙をしたり警察に届けたりして捜し続けましたが見つからず、諦めかけていたところ、今月14日になって名古屋市の動物愛護センターから連絡が入り、翌日、迎えに行ったということです。

マーフィーさんは1か月ぶりに再会した時のことについて「顔を見て安心しました。うちに連れて帰ってその日は一緒に寝ました。デビーは自分にとって家族のような存在です。帰ってきてくれて最高のクリスマスになりました」と話していた。

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