トランプ大統領 イラクを電撃訪問 駐留米軍部隊を視察

アメリカのトランプ大統領は予告なしにイラクを訪問し、現地に駐留するアメリカ軍部隊を視察しました。トランプ大統領が戦闘が続く地域のアメリカ軍部隊を視察するのは就任以来初めてで、シリアから部隊を撤退させると表明したことなどに対する批判をかわすねらいがあるものとみられる。

ホワイトハウスのサンダース報道官は26日、ツイッターに「トランプ大統領とメラニア夫人がクリスマスの夜遅くにイラクに向けて出発し、その後、軍の部隊を視察した」と書き込み、トランプ大統領が予告なしにイラクを訪問し、現地に駐留するアメリカ軍部隊を視察したことを明らかにした。
トランプ大統領が訪れたのはバグダッドの西にあるアメリカ軍の基地で、3時間余りの滞在中、軍の幹部と意見を交わしたり、兵士との記念撮影に応じたりした。

ロイター通信によりますと、トランプ大統領は記者団に対しイラクからの軍の撤退は計画していないと述べたうえで、「シリアで何かをしたい場合、ここを拠点にすることができる」と述べ、必要であればイラクに駐留するアメリカ軍がシリアでの作戦に参加できるという考えを強調した。

アメリカでは、マティス国防長官らの反対を押し切る形でトランプ大統領がシリアからの撤退を決めたことに対し、与党・共和党からも批判が強まっている。

トランプ大統領が戦闘が続く地域のアメリカ軍部隊を視察するのは就任以来初めてで、軍内部での信頼が厚かったマティス長官を事実上、解任したことへの不満や、シリアからの撤退に対する批判をかわすねらいがあるものとみられる。

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