英議会 EU離脱協定案否決 野党が内閣不信任案提出

イギリス議会は15日、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の条件を定めた離脱協定案を歴史的な大差で否決しました。最大野党・労働党は、直ちに内閣不信任決議案を提出しましたが、メイ首相は各政党から直接意見を聞いたうえで、EUと改めて協議し、事態打開を目指すことにしている。

イギリス議会は去年11月、メイ政権がEUと合意した、離脱の条件を定めた協定案について、15日夜、日本時間の16日朝早く採決を行い、賛成202票、反対432票の歴史的な大差で否決した。最大野党・労働党のコービン党首は、直ちに内閣不信任決議案を提出した。

投票は、翌日16日に行われますが、イギリスのメディアは、閣外協力する地域政党がメイ政権への支持を表明していて不信任決議案は、否決される見通しだと伝えている。

離脱協定案の否決を受け、政府は3日以内に代替案を議会に示す必要がある。

メイ首相は、各政党から、直接意見を聞いたうえで、EUと改めて協議し、事態打開を目指すことにしている。

議会からは3月に迫る離脱を延期して、EUと再び交渉を行い、抜本的な修正を求めるべきだという意見や、改めて国民投票を実施するよう求める声も出ていますが、いずれも容易ではないとみられる。

メイ首相は、EUと何の取り決めもないまま離脱する「合意なき離脱」を避けたい考えですが、見通しは不透明で、さらなる苦境に追い込まれている。

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