英首相 EU離脱協定の代替案 大枠変えず 事態打開は不透明

イギリスのメイ首相は、EU=ヨーロッパ連合からの離脱協定案が議会で否決されたことを受けて代替案を説明しましたが、大枠は変更しない構えを示し、事態の打開につながるかどうか不透明な情勢だ。

イギリスのメイ首相はEUからの離脱の条件をまとめた離脱協定案が大差で否決されたことを受けて21日、代替案について議会下院で説明した。

メイ首相は「北アイルランドの国境問題について対策を協議し、議会の賛同を得られる解決策を見いだしたい」と述べ、最大の問題となっている北アイルランドとアイルランドの国境問題についてEUに修正を求める考えを示した。協定案の大枠は変更しない構えを崩しませんでした。

最大野党 労働党のコービン党首は「EUが譲歩できないというこれまでの姿勢を変えるとは考えにくい。首相は同じことをただ繰り返しているだけだ」と批判し、首相に抜本的な方針の転換を迫った。

メイ首相が示した代替案は今月29日、議会で採決されますが、事態の打開につながるかどうか不透明な情勢だ。

議会では、EUとの間で新たな合意がまとまらなければ3月に迫った離脱を延期するよう求める動議を超党派の議員が提出する構えを見せるなど、合意なき離脱をなんとか避けようという動きも出ている。

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