カナダ首相 ファーウェイ副会長の身柄引き渡し法に基づき手続き

カナダで逮捕された中国の通信機器大手、ファーウェイの孟晩舟副会長の身柄を引き渡すよう、アメリカ政府が近く正式に要請することについて、カナダのトルドー首相は、法律に基づいて手続きを進める考えを示した。

アメリカ司法省の報道官は22日、「カナダとの身柄引き渡し条約に基づき、期限内に孟晩舟氏の引き渡しを求める」とする声明を出し、先月、アメリカの求めでカナダ当局に逮捕されたファーウェイの孟副会長の身柄引き渡しを期限の今月30日までに正式に要請することを明らかにした。

これについてトルドー首相は23日、記者団に対し、「カナダは法治国家であり、法律を順守する。当然ながら、孟氏に反論の機会を与える」と述べた。

アメリカ司法省の要請のあと、カナダの裁判所は引き渡すかどうかの審問を開き、トルドー政権の司法相が最終的に判断しますが、トランプ大統領が先月行った、「重要な貿易交渉や国の安全保障のために必要であれば介入する」という発言が焦点となる見通しだ。

北京に駐在するカナダのマッカラム大使は滞在先のトロントで記者会見し、「トランプ大統領が、発言によって政治的に関与したことは、孟氏にとって強い反論材料となるだろう」と述べて、中国との貿易交渉をまとめるために捜査への介入も辞さないとしたトランプ大統領の姿勢が身柄引き渡しに影響する可能性もあるという見方を示した。

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