新型コロナウイルスの集団感染が発生した「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客や乗員について、アメリカのCDC=疾病対策センターは、健康観察期間が終わって下船が認められても、その後14日間にわたり、症状が出ないことなどが確認されるまで、アメリカに向かう旅客機への搭乗を認めないと発表した。

新型コロナウイルスの集団感染が発生した「ダイヤモンド・プリンセス」をめぐり、アメリカ政府はチャーター機を派遣し、300人余りが帰国しましたが、まだ、およそ100人が船内に残ったり医療機関で治療を受けたりしている。

こうしたアメリカ人をはじめいまも船内にいる乗客と乗員は検査結果が陰性で症状が見られなければ、14日間の健康観察期間が終了する19日から船から下りることが可能になります。

しかしアメリカCDCは18日、船から降りた後もさらに14日間にわたり、熱などの症状が出ず、ウイルスが検出されないことが確認されるまで、アメリカに向かう旅客機への搭乗を認めないと発表した。

またこの条件を満たさずに旅客機に搭乗した人は、アメリカに到着次第、隔離の対象になるとしている。

CDCでは「乗客は感染するリスクが高い状態に置かれていた。今後、さらにウイルスが検出される乗客が出る可能性がある」と説明している。

韓国政府 乗船外国人の入国認めず

韓国政府は、クルーズ船に乗っていた外国人の乗客と乗員について韓国への入国を認めない方針を示した。

また、韓国政府は外交ルートを通じて日本側にクルーズ船の乗客と乗員の名簿を提出するよう求めたことを明らかにした。

その一方、クルーズ船に乗船していたものの韓国政府が派遣した大統領専用機で帰国しなかった8人については、政府が責任を持って下船後に体調に問題がないか確認を続け、必要な支援を行うことにしている。

そのうえで、8人が帰国を希望する場合、検疫を行ったうえで、帰国後に一時的に隔離する措置を取ることになるだろうと説明している。