アメリカでも新型コロナウイルスの感染が相次ぐ中、大統領選挙の民主党の候補者の間でも新型コロナウイルスをめぐる危機管理の在り方について言及が増えていて、大統領選挙にも影響を及ぼし始めている。

新型コロナウイルスをめぐってはアメリカでも、各地で感染が相次いでいるほか、トランプ政権は韓国やイタリアの一部地域を渡航中止にするなど、対応に追われている。

こうした中、アメリカ大統領選挙で民主党の指名獲得を目指す候補者の間でも、新型コロナウイルスについて、トランプ大統領の対応への批判や危機管理の在り方をめぐる発言が増えている。

このうちブルームバーグ前ニューヨーク市長は先月29日、動画を公開し、「ウイルスの感染が広がり、経済が打撃を受けている。こうした事態が起きているとき大統領の責務は国民の健康を守るために行動していると伝えることだ。私は同時多発テロ事件後の再建やハリケーンの被害に対処した」と述べ、ニューヨーク市長時代のみずからの実績をアピールした。

このほか、サンダース上院議員は1日、ABCテレビの番組で「各国が対策を立てようとしている中、トランプ大統領は遊説をして、民主党の候補者選びの邪魔をしていた」とトランプ大統領を批判した。

また、バイデン前副大統領も「私が大統領だったら、根本的に違う対策を取っていた」と述べるなど、候補者たちの間でも新型コロナウイルスをめぐる言及が増えていて、大統領選挙にも影響を及ぼし始めている。