新型コロナウイルスに対する薬の開発などに利用するため、理化学研究所は整備途中の最新のスーパーコンピューター「富岳」の運用を1年前倒しで始めたと公表した。

理化学研究所は、神戸市にある施設で最新のスーパーコンピューターである「富岳」を、来年度中の運用開始を目指して整備を進めてきていて、現在はラックと呼ばれる計算装置の設置が全体の4分の3まで完了している。

そうした中、大学の研究者などと共同して行う新型コロナウイルスの治療薬の候補を探す研究や、感染の広がりや経済への影響をシミュレーションする研究など、新型コロナウイルス関連の4つの課題に利用するため、1年前倒しして「富岳」の運用を開始したと公表した。

理化学研究所によりますと「富岳」は整備途中ですが、計算速度は、一時、世界で最も速かったスーパーコンピューター「京」のすでに8倍程度になり、国内では最速になる見込みだということです。