土産物の菓子などを販売する鳥取県米子市の観光施設は、緊急事態宣言の解除を受けて、およそ1か月ぶりに15日、営業を再開しましたが、県をまたぐ移動については自粛の呼びかけが続く中、観光客がいつ戻るのか不安を抱えながらの再スタートとなりました。

米子市の菓子メーカーが運営する観光施設「お菓子の壽城(ことぶきじょう)」は、県外からの観光客を中心に年間75万人が訪れます。

緊急事態宣言が全国に拡大された後から臨時休業を続けていましたが、解除されたことを受け、15日、およそ1か月ぶりに営業を再開した。

再開にあたっては、土産物の試食コーナーを撤去したほか、主力商品の「とち餅」をその場で作ってふるまう催しを中止するなど、感染防止の対策を講じている。

ただ当面は県をまたぐ不要不急の移動は自粛するよう呼びかけられていることから厳しい状況が続くとみていて、施設では、秋の行楽シーズンには感染が収束し観光客が戻ってくることを期待している。

この施設の吉田治人マネージャーは「まずは営業してみないと状況がみえてこないので、再開を決めました。観光客が戻ってくるか不安ではありますが、訪れた人の安心、安全を最優先に営業したいです」と話していた。