前線の影響で、西日本と東日本の広い範囲であさってにかけて非常に激しい雨が降るおそれがあります。記録的な大雨となった熊本県でも再び雨が激しくなる見込みで、気象庁は川の氾濫や土砂災害などへの警戒を続けるよう呼びかけている。

気象庁によりますと、西日本から東日本に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、広い範囲で大気の状態が不安定になり、九州南部を中心に雨雲が次々とかかっている。

前線は5日夜から7日にかけて北上し、活動が活発になる見込みで、記録的な大雨となった熊本県でも局地的に雷を伴って激しい雨が降る見込みです。

また、西日本と東日本の広い範囲で7日にかけて激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。

6日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽四国で300ミリ、
▽九州南部と九州北部で250ミリ、
▽東海と関東甲信で200ミリ、
▽近畿で180ミリ、
▽北陸で100ミリ、
▽中国地方で80ミリと予想されている。

7日夕方までの48時間の雨量は、
▽九州北部、四国、東海で300~400ミリ、
▽九州南部で250~350ミリ、
▽近畿と関東甲信で200~300ミリ、
▽北陸で150~250ミリ、
▽中国地方で100~200ミリと予想されている。

熊本県の被災地では地盤が緩んでいるほか、川の堤防が決壊した場所があるなど危険な状態が続いていて、今後少しの雨でも土砂災害や洪水の危険性が再び高まる可能性があります。

さらに、前線は今月8日の水曜日ごろにかけて本州付近に停滞するため、広い範囲で大雨が続くおそれがあります。

気象庁は川の氾濫や土砂災害、低い土地の浸水に警戒を続けるよう呼びかけている。