新型コロナウイルスの影響で、テレワークなどふだんとは異なるパソコンの使い方が広がりコンピューターウイルスに感染するなどのサイバー攻撃のリスクが高まっているとして、内閣サイバーセキュリティセンターが、夏休み明けの仕事でのパソコンの利用について注意するよう呼びかけている。

新型コロナウイルスの影響で、テレワークなどふだんとは異なるパソコンの使い方が広がり、その弱点を突いたサイバー攻撃も相次いでいる。

ことし4月末には、三菱重工業グループで従業員が在宅勤務中にSNSで送られてきたファイルを開いて業務用のパソコンがウイルスに感染し、5月の休み明けに出社して社内のネットワークに接続した際に感染が広がったほか、企業や行政機関をねらってパソコンをウイルスに感染させ、ファイルを暗号化して、身代金を要求するサイバー攻撃も相次いでいる。

内閣サイバーセキュリティセンターは、新型コロナウイルスの影響でリスクが高まっているとして、夏休み明けには自宅に持ち帰った業務用のパソコンを会社のネットワークにつなぐ際にウイルススキャンを行うことやメールの添付ファイルを安易に開かないこと、ソフトウエアを最新の状態にすることなどを呼びかけている。

内閣サイバーセキュリティセンターの吉川徹志参事官は「新型コロナウイルスの影響で、ふだんとは異なる状況にあることを一人一人が意識するとともに、会社などの組織でもリスクを洗い出して管理してほしい」と話している。