河川の氾濫のメカニズムに詳しい東京理科大学の二瓶泰雄 教授は、九州の一級河川について、流域でどのくらいの雨が降ると、川の水位が氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えるのか過去の雨と水位のデータをもとに調べた。

気象庁が発表する予想の雨量と比較できるように目安を流域で降る24時間の雨量で示したのが特徴です。

その目安は次のとおりです。

鹿児島県

▽川内川▽肝属川で200ミリから250ミリです。

宮崎県

▽大淀川▽五ヶ瀬川▽小丸川で300ミリから350ミリです。

熊本県

▽菊池川▽白川▽球磨川▽緑川は200ミリから250ミリです。

福岡県

▽遠賀川▽筑後川▽矢部川は200ミリから250ミリです。

佐賀県

▽松浦川▽六角川▽嘉瀬川は150ミリから200ミリです。

長崎県

▽本明川は250ミリです。

大分県

▽山国川▽大分川▽大野川は200ミリから250ミリです。

▽番匠川は350ミリです。

二瓶教授は、「気象台が発表する県ごとの予想雨量を流域の雨量の目安として考えてほしい。一級河川の氾濫リスクが高まっているときには、流れ込む中小河川でも氾濫の危険性があるので、最新の情報に注意して早めの避難を心がけてほしい」と話している。