台風の特別警報は、数十年に1度しかないような勢力で接近すると予測される際に、中心気圧や最大風速の予想をもとに発表される。

発表する基準は中心気圧が930ヘクトパスカル以下、または、最大風速が50メートル以上に達すると予想される場合に暴風、高潮、波浪を対象に発表される。

台風が来る頻度が高い沖縄地方、奄美地方、小笠原諸島は、中心気圧が910ヘクトパスカル以下、最大風速が60メートル以上となっている。

大雨特別警報との違い

ことし7月の豪雨や去年の台風19号などで発表された大雨の特別警報は、すでに大雨が降り、状況が極めて悪化してから発表されますが、台風の特別警報は台風の中心が、対象とする地域に達する12時間前に発表するとしている。

しかし、予測よりも台風の勢力が強くなってしまった場合、直前に発表される場合もあります。

特別警報が発表されていないところが安全なわけではなく、最大級の警戒を続け、危険な場所からの避難をしてください。

特別警報待たず早めの避難を

台風の特別警報が発表される場合は対象となる県や地域にすでに出されている暴風、波浪、高潮の警報が、特別警報となります。

例えば、暴風や波浪の特別警報が発表されたあと後から高潮の特別警報が発表される可能性もあります。

これとは別に、記録的な大雨が降った場合は、大雨の特別警報が発表される場合もあります。

ただし、暴風雨の中で移動することは困難です。

雨や風が強くなる前に危険な場所から離れ、避難してください。

台風10号は、これまでにない強さで近づいている。

特別警報を待たず、海岸や川の近く、周囲より低い土地、それに崖の近くに住む人は早めの避難を心がけてください。